TONDO DI PIACENZA

ズッキーニ・ピアツェンツァ

ウリ科 Cucurbita pepo L. Melopepo Group

ズッキーニは北アメリカ南部が原産とされる。南瓜の品種分類における種別は、ペポカボチャのベジタブル・マロー(Vegetable Marrow)群に属し、日本のものではそうめん南瓜などと同じ群となる。

(出典/1982『原色日本野菜図鑑』)

 

ズッキーニ・ピアツェンツァは、イタリ北部ピアツェンツァ地方の固定種で、濃い緑色のソフトボール大の丸い果実に、かすかに縦筋が入るのが特徴。

とてもジューシーで、柔らかく甘みがあります。

 

【使い方】

スライスしてステーキのように、油を敷いたフライパンで両面を焼いたり、グリルするだけでも美味だが、煮物、詰め物など様々な使い方ができる。

ホワイトソースやチーズと好相性で、薄くスライスしてソテーしたものをグラタンに敷き詰めたり、ラザニアやパルミジャーナのようにしても美味。

イタリアでは中をくりぬき肉などの詰め物をした「リピエノ」としてよく使われる。

カポナータ、チャンボッタなどの煮込み料理にも向きます。

麺つゆで煮浸しにしても意外と美味。冷やして食べると美味しい。